最初のグランシェフ!!
●もぐもぐスタジオ●
どうも、モグモグです。
いかがお過ごしでしょうか?
今宵も
食の旅にしばしお付き合いくださいませ。
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歴食~フランス料理の旅1弾!!
本日は、フランス料理の歴史を語るうえで
欠かせない人物、タイユヴァンについてお話したいと思います。
●最初のグランシェフ!!タイユヴァン●
1.前菜として、、、
タイユヴァンと聞くと、、、、
レストランの名前を思い浮かべる人も多いと思います。
歴史上のタイユヴァンとの関係は直接的にはありませんが、
彼に敬意を払って付けた名称だと思われます。
2.最初の料理本??
フランス料理の歴史は、
中世末期
ギョーム・ティレル通称タイユヴァン(1310年~1395年)
この男の出現とともに幕が開けたと言っても過言ではない。
当時の料理のレシピは、
親方から弟子に口承で伝えられていた。
印刷技術もないこの時代に、
タイユヴァンは、レシピを書き残して本にした
最初のひとりであった。
3.経歴
1310年にノルマンディー地方のポン=トードゥメールで生まれ、
1395年没。
タイユヴァンは85歳まで長生きしました。
この天才は16歳の頃すでに1人前の調理人になっていたと云われます。
ジャンヌ・デヴルー(シャルル4世の国王妃)正料理人の一人になっていました。
36歳の時にはフィリップ6世(ヴァロアの領主)の専属料理。、
48歳からはノルマンディー王太子シャルル・ド・ブロアの料理長、
そしてノルマンディー公が亡くなると
フランス王シャルル5世とその子息シャルル6世の総料理長として仕えた。
最後の職務は、総料理長兼守衛頭(サービスのトップ)を
任されていた。
さらに、
貴金属等の保管も任されるとともに、
当時は日常茶飯事だった毒殺を防ぐべく、
ワインの取り扱いも彼の任務であった。
今宵はこの辺で。