日本・チーズの歴史
●もぐもぐスタジオ●
どうも、モグモグです。
いかがお過ごしでしょうか?
今宵も
食の旅にしばしお付き合いくださいませ。
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チーズの旅9弾!!
本日は、日本のチーズの歴史について、
お話したいと思います。
●日本のチーズの歴史●
当管理人:モグモグが小学校6年生の頃、
国語の時間にて、日本最古のチーズは
蘇だと教えられた記憶が、、、。
1.日本最古のチーズは??
日本で最初に作られたチーズは「蘇」といいます。
「近江国生蘇三号」と書かれた木簡が見つかっています。
この木簡にて、近江の国で作られた三号の蘇が、
長屋親王邸に納入されたことがわかります。
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2.貴重な食品
製法は牛乳をひたすら煮詰めていくという単純なものでしたが、
平安時代には、不老長寿・滋養強壮に特攻のある
現在のローヤルゼリー以上に貴重な食品、
超高級食材として、神様にささげたり、薬として用いられたりして、
貴族階級に独占されていました。
3.時代によって一時消滅
王朝時代から、政権が武家時代に移るにつれ、
牛は乳を搾るより農耕や軍役に利用されるようになり、
蘇は消滅していきました。
4.伝来
蘇の製法は、6世紀頃仏教の伝来とともに
中国や朝鮮からの使節や、酪農技術を身につけた渡来民により
伝来したと思われます。
5.本格的なチーズの製法は??
長らくチーズ作りから遠ざかっていたのですが、
本格的なチーズ製造は、
明治8年、北海道開拓庁
七重勧業試験場での練乳とチーズを試作したのが
始まりと言われています。
ですが、
本当に本格的に作ったのは、
昭和7年頃、北海道に工場を作り
昭和9年にプロセスチーズを販売した
現在の雪印乳業と言われています。
今宵はこの辺で。
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